基本的に“占い”は、良い面に焦点を当てるべき、と考えています。このカードを手にして、1枚ずつ、絵とカードの説明を見ていったのですが、正直なところ、最初は「失敗したかも・・・」と思いました。暗い絵があるのは予想していましたが、明るい絵でも意味が暗かったりするし、更に何回か引いてみても、今ひとつ、ピンと来ず。ですが、解説書に「何日か続けると、カードの言いたいことが伝わって来るでしょう」とあったので、しばらく試してみることにしました。
結論ですが、かなり良いです。数日経った頃から、本当にピタピタとメッセージが見えてきました。しかも、意外なところから答えが出たり、興味深いです。例えば、私は“東日本大震災”の被災者なのですが、今の自分の状況を知りたくて引いたカードは、なんと「ガネーシャ」。ガネーシャと言えば、学問と商売繁盛のイメージしかなかったので、???だったのですが、解説を読んで初めて判りました。ガネーシャは、障害や困難といった暗黒面も持っているんですね。更にカードの意味として「苦しみから逃げるのではなく、乗り越えなければはなない。ガネーシャは人間に苦しみを与えるが、その苦しみは、その人に見合った大きさに設定してある」とあり、この状況は必ず越えられるのだ、というメッセージを感じ、妙に元気が出ました。
また、解説書に「リーディングの際は、解説書にこだわらず、第六感から来る閃きを大事にしましょう」とあって、この突き放し方も大変気に入りました。自由に、私の場合は良い面を探して、読み取っていこうと思います。