ネパールの美しい伝統的織物 ダッカ織り

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    ネパールの美しい伝統的織物 ダカ織りの特徴、使い方、お手入れ法など

    ネパールの美しい伝統的織物 ダッカ織り

    ネパールの美しい伝統的織物 ダカ織りの特徴、使い方、お手入れ法など


    ダカ織り(ダッカ織り)は、幾何学模様とシックな色合いが美しいネパール伝統織物のひとつです。

    少ない色糸の組み合わせを幾通りにも組み合わせることで無限に広がる柄模様が生み出されます。ネパールに古くから受け継がれてきた伝統的な織物として独特の味わいがある、とても魅力のある布です。

    ネパール国内では、男性用の帽子「ダカトピ」や、女性たちがまとうショールや、赤ちゃん服、チョロ(女性用ブラウス)などの素材として用いられています。また、バッグ類や小物入れ、敷物やランチョンマットなどにもデザイン的に使われています。

    シックで落ち着いた色合いの織物なので、年齢層に限らず男女ともに好まれる布でもあります。
    また、ハンドメイドに使いやすい色・柄がたくさんあります。

    ダカ織りの布の特徴

    ダカ織り布の種類は、いくつかあります。

    ●織物のタテ糸ヨコ糸が鮮明にわかるタイプの布。
    ●アクリルウール素材で、ダカ織りの裏表生地が違う柄、リバーシブルで楽しめる布。
    ●肌触りがよく、淡い色合いのダカ織り柄模様の布。

    こんな感じにわけて紹介してみましょう。


    ダカ織りの布の全般的特徴

    ダカ織りの表地は、さまざまな幾何学模様の柄でデザインされています。
    質感はコットンの手触りが柔らかく、それに加えてしっかりとした生地の丈夫さも兼ね備えています。

    織物のタテ糸とヨコ糸が鮮明にわかる、機織り機でこしらえた丁寧さとぬくもりの感じる風合いが特徴です。

    その一方で布の裏地には、部分的に糸と糸が渡っている箇所があります。

    多くのダカ織り布は小柄な細かい幾何学模様になっています。パターンは様々ですが一見して「あっ、ネパールの布だ」とわかるような共通性があります。


    ●ダカ織りの表地と裏地

    ダカ織りの布は、表地と裏地がはっきり異なっています。
    ダカ織りの布を素材にハンドメイドする場合は、この表地と裏地を確認してから作り始めるのが重要です。

    例えば、ダカ織りの布でズボンを作る場合。
    ダカ織りの裏地は、糸から糸への渡しがあってこの糸が引っ掛かりやすいため、薄い裏地をつけてあげるとズボンを脱ぎ着しやすく仕上がります。
    ズボン以外のハンドメイドでも、ダカ織りの裏地には、もう一枚布を合わせるのがおすすめです。

    参考にネパール産のダカトピを見て見てみましょう。ご覧のようにダカ織りの生地の裏地に、クリーム色の硬めのしっかりとして布が使われています。糸のホツレが防止され、帽子の形がパリッと決まるように作られています。

    なお、「ダカトピ」はネパール独特の帽子です。国家の誇りを象徴する帽子ともいえ、公務員の正装にもなっています。また、ネパール最大のお祭りであるダサイン祭やティハールのさいに贈り物としても用いられます。

    ●ダカ織りの端を上手く使う

    ダカ織りの布の端の部分は、別の布やテープで縁取りしたり、ランチョンマットの端に糸でフリンジをつけたりすると、布の端のホツレを処理できておしゃれに仕上がります。
    ダカ織りの裏地の糸をうまく使って裁断すれば、布の端をアイディア次第で素敵にデザインできます。

    ●ダカ織りの美しい色合い

    ダカ織りの布地で一般的によくある色味は赤系の色です。
    模様付けに使われている糸は赤・オレンジ・黒が多く、その組み合わせにより様々なパターンが表現されています。
    全体を遠目で見ると淡いピンクや朱色の印象ですが、近づいてよく見ると細かな模様が張り巡らされていることに気づきます。

    ネパール現地のダカ織り専門店に行ってみると、同じようでまったく違う柄がたくさんあるので、ひとつひとつ選ぶ楽しさがあります。

    ハンドメイド好きの方なら、ダカ織りのいろいろな柄を一度に見たら、創作意欲が増してくること間違いなしです。

    赤系のダカ織りが主流ですが、珍しい色味である青系のダカ織りは、さわやかな青さが美しい布地です。
    ネパールの女性たちに好まれているのは青よりも赤。現地では、特に既婚者の場合は、青いダカ織りよりも赤いダカ織りを好んで身につける傾向があるようです。

    ダカ織り柄がリバーシブルの布

    ダカ織りの布の裏表が違う柄になっていて、裏地の糸処理もしてあるダカ織り柄模様の布があります。
    幾何学模様柄は大胆な大柄が特徴で、リバーシブルに使える布です。

    ●冬にあったかいダカ織り


    アクリルウールのダカ織り布はあたたかく保温性があり、軽やかな質感が魅力的です。ダカ織りの柄のショールはネパール現地の女性たちも人気のあるアイテムです。

    ダカ織りのショールは肌触りが柔らかく、体をすっぽり包み込んで防寒着として用いたり、ひざ掛けにしたり、腰回りにスカートのように巻いたり、首元にマフラーとして巻いても使えます。一枚のショールで様々な使いみちがあり、とても便利です。

    この暖かいダカ織りショールと、同じ素材の布を使ったワンピースもあります。
    色合いは落ち着いていますが、ワンピースのシルエットはふんわりふわふわしていて、かわいらしさもあって裾のフリンジがアクセントになっています。

    色柄が違うだけでガラリと雰囲気が変わるダカ織りワンピースは、色変わりで何枚か欲しくなるアイテムですね。

    肌触りのいい、ダカ織り柄模様の布

    ネパールでは、子供の上下服や、帽子、赤ちゃんの洋服や、よだれかけ・ブランケットといったアイテムを、淡いピンク系のダカ織り柄模様の布と、ガーゼ布を組み合わせて作ります。

    肌の弱い子供の衣類としても使える布なので、同じようなソフトな仕上がりのものを、創作したい場合にも適した素材です。
    アクリルウール素材は冬用に、ガーゼ素材のダカ織り柄布は、春先から暖かくなっても使える素材です。

    お布団や掛布団のカバー用生地としても、ダカ織り柄模様はネパールでは昔から馴染みのあるデザインです。

    ダカ織りの発祥地

    ダカ織りは、別名ダッカ織り、とも呼ばれています。
    この名称のダカは、バングラデシュの首都ダッカから来ていると言われています。

    現在のダッカを訪れると、ダカトピ(ダカ織りで作った帽子)を被った男性の姿も見られます。
    織り柄模様が多少異なる以外は、ネパールと同じ形体のダカトピのようですね。

    もともとバングラデシュのダッカで織物として製作されていたダカ織りですが、ネワール商人らが商品として選んで、ネパールのタンセン(地名)に流通させました。
    今ではダカ織りの名産地はタンセンとされ、当地にはダカ織り街があるほどです。ダカ織り=ネパールという認識も世界に広まっているようです。


    ダカ織りの街タンセン

    ネパールのタンセンは、ポカラとスノウリとの間、標高1350メートルに位置する山岳の小さな街です。インドとチベットの交易の場として栄えた街でもあります。

    赤いレンガと木枠でできた黒い窓が特徴的なネワール様式の家が連なっており、未舗装の石の道路や、坂道の多い街並みが見られる風情ある地域です。古き良き時代を感じさせる雰囲気が残ってろい、ネパールの観光名所としても人気のある場所です。

    スリナガルヒルという丘があり、この丘の登頂からは神々しいヒマラヤ山脈を一望できます。

    タンセンではダカ織りのお店での買い物を楽しんだり、実際に機織りを使ったダカ織りの実演も見ることもできます。

    ダカ織りを新調する女性たち

    ここ最近では、ネパール女性の服装は、西洋志向のものが流行しています。
    特に若い層の間では、女性の民族服「クルタスルワール」を着る機会は減ってきており、特別な結婚式やパーティ以外は、私たち日本人と何ら変わらないラフな装いが主流となりつつあります。

    一方、年齢の高い層の方々を見ると、今でも民族色豊かな装いをまとって特別な日、お出かけ用の晴れ着として、ダカ織りのストールをサリーの上にたっぷりと羽織った姿も見かけます。

    年配の女性の話を聞くと、出かける予定ができると新しくダカ織りのショールを新調してオーダーメイドするそうです。

    ダカ織り布のお手入れ法

    ダカ織りの布は繊細な織物ですが、布地の丈夫さはあります。
    ただ、過度な摩擦や扱いが荒いと、やはり消耗は早いのは免れません。
    以下は、いくつか気をつけたいポイントですね。

    ●表面の糸が引っ掛からないように、軽く手洗いがおすすめです。
    ●色落ちを防ぐために、干す時は生地を裏返しにして干してください。
    ●ブラシをかけたりするような強い摩擦は避けましょう。
    ●アイロンをかける場合は、弱温度でかけてください。

    (10年前に作ったダカ織りの洋服を、上記のポイントでお手入れし続けたおかげで、ホツレもなく生地の消耗も少なく、着ることができています。)

    伝統柄の秀でた織物は、時代を越えても、受け継がれる美しさと気品があります。

    ダカ織りの布を使ってハンドメイドを楽しんだり、織物柄の良さを生かしてそのまま壁やソファなどに掛けてもいいですね。ネパールのダカ織りは、シックで落ち着いたイメージが特徴です。暮らしの中のやさしい雰囲気作りにどうぞ。

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