インドのお菓子でガネーシャの大好物と読み、無性に作って食べてみたくなったので購入しました。作り方を色々調べた限りは、小龍包のように皮にヒダを寄せて包むもので本来は型で作るものではないようですが、そこはそれ、なにかインド直送の「スパイス」が欲しくて購入しました。
それで使い勝手ですが、やはりあまり必要ではありません。初めて作りましたが、米粉の皮はデリケートなので丁寧に餡を包むと、おのずと「あの形」になってしまうのです(笑)。適当に丸めた生地を突っ込めばいいのなら有用なのですが、それだと皮が挟まって亀裂が入り、蒸し上がりに餡が流出したりでかえって大変な事になります。
ただ、お菓子の型としてはお値段も安く形もギミックも大変面白いので、買ってよかったと思っています。
なお、リンク先に紹介されているレシピは皮に使うお湯の量が多すぎます。熱湯は少しづつ堅さを見ながら加えて行き、最終的に耳たぶより少し柔らかく仕上げますが、その量はおそらく指定の半分位でおさまるはずです。レシピの分量でこの型を使った場合は20個位出来ます。皮はういろうのような食感で、中のココナッツ餡は思いのほか脂っこい不思議なお菓子です。マサラティー(モーダカが甘いので砂糖を入れなくても)との相性は抜群で、ガネーシャのようにモリモリ食べてしまいました。ただし、皮に砂糖を入れないレシピでは蒸し上がりの熱々を食べ切ります。餡の糖分が皮の水分を吸い取るので、翌日にはカチカチになってしまいます。