Gulabsingh Johrimalの商品まとめ - インド雑貨・アジア雑貨 ティラキタ

商品数:27万点 レビュー:70606件
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インド雑貨・アジア雑貨専門店
Gulabsingh Johrimalの商品をまとめました

Gulabsingh Johrimal

Gulabsingh Johrimal
sorce:www.tirakita.com
1816年に創業し、インドのオールドデリー地区において190年以上にわたってお香や香油、エッセンシャルオイルなどを製造・販売しているGulabsingh Johrimal社の製品です。Gulabsingh Johrimal社の所在地は歴史のあるオールドデリーエリアでも大変古いエリアにあたり、実際に訪問するとまるで一世紀以上前にタイムスリップしたかのような感覚になります。

創業以来、香りを通じて常にお客様の満足を求めた経営をしているとのことで、190年続く老舗ならではのクオリティとインドの伝統を感じさせるお香のラインナップが魅力です

ここで製造販売されている最高級品のローズオイルの製作工程を、超贅沢! たっぷりな薔薇の花で作られるローズオイルと天然香油[インドモノ辞典]に書かせて頂きました。

■Gulabsingh Johrimal人気ランキング

■在庫のある商品


■在庫のない商品

FLORA AGARBATI香 - Agarwood(沈香)(IND-INS-897)
FLORA AGARBATI香 - Agarwood(沈香)

予約受付中 
180
MADHUBAN - マドゥバン(IND-INS-441)
MADHUBAN - マドゥバン

予約受付中 
270
チャンパカ - Champaka(IND-INS-443)
チャンパカ - Champaka

予約受付中 
180
ナグチャンパ - Nag Champa(IND-INS-444)
ナグチャンパ - Nag Champa

予約受付中 
180
■香油が好きな人々
インドやイスラム圏を旅行すると、しばしば香油屋さんを目にします。

エジプト カイロのバザールや。
バンコクのアラブ人街や。
イスタンブールの旧市街など。

異国の香りの強いところには必ずと言っていいほど、香油屋さんがあります。
色の違う様々な香油が入っている、くすんだ透明瓶がずらりと並んでいるお店です。

1枚目の下部説明写真です

瓶には、手書きで名前が書かれていて、中にはいつからそこにあるのか判然としない、ホコリをかぶった瓶が棚の奥にしまわれています。

瓶の中に入っている油の量は一定していず、大きな瓶の下の方に数センチだけ液体が残っているもの、小さな瓶に入っているものなど様々です。

文字を見ただけでは、どの様な香りが中に入っているのか、まったくもってわかりません。

試しにひとつふたつと嗅がせてもらうと、その中には異国の魅力的な香りがぎゅうと詰め込まれているのでした。

■アッターと呼ばれる香油たち
インドやアラブ圏では香油のことをアッター(Attar)と呼んでいます。

アッター(Attar)と呼ばれる香油は、古来から薔薇の花びらなどを蒸留して作り続けられてきた、伝統的なものです。

インドやアラブ圏の人々は、香油が大好きです。
特に中東の方々は、香油なしでは暮らせないほど。

もともとの体臭が強いこともあるのでしょうが、水がふんだんに使えない砂漠地方では、体を清潔に保つために香油が使用される伝統があります。香油で体を清めると、清潔であるとみなされる地方もあると聞きます。彼らにとって、香りは清潔なものなのです。


香油は天使を引き付け、悪霊を追い払うものであると捉える地域もあります。ヒンドゥー教の礼拝のときには、香油がふんだんに練り込まれたお香が欠かせません。彼らにとって、香りは神聖なものなのです。

■オールドデリーの香りの老舗
今回はティラキタでも長くお付き合いさせて頂いている香油店Gulab Singh Johri Malでの香油の作られ方を見てみたいと思います。

Gulab Singh Johri Malは、1816年に創業し、ムガル帝国のアクバル・シン2世大帝御用達でもあったと言う老舗中の老舗。196年の間、オールドデリーの最古の商業地域であるダリバ・カラン(Dariba Kalan)エリアで営業してきました。

猥雑で混沌としたオールドデリーの中で、ひときわアンティックな雰囲気と風格を醸し出しているお店です。
2枚目の下部説明写真です

看板にはローズウオーター、香水、お香、コーン香などの取り扱いと書かれていますね。
かつては香油がメインでしたが、時代にあわせるように、お香などの手軽な香り製品も取り扱うようになりました。

高価な香油は木の戸棚の中に置かれ、正面には手に取りやすいカジュアルなお香が並んでいます。

お客がやってくると、カウンター越しに接客します。昔ながらのスタイルです。
3枚目の下部説明写真です

6代目の店主であるキシャン・モハンさん


テスター用の香油瓶


オールドデリーには色々なものを取り扱う狭小ショップが集まっていますが、それを求めて、インド中から多くの人が訪れます。

旧市街なので道が狭く、いつも押し合いへし合い。 人がギュウギュウで、3密どころの騒ぎではありません。

4枚目の下部説明写真です

どのお店も狭い中で商売をしています。
5枚目の下部説明写真です

これはコロナ前のオールドデリーの様子です。歩くのもままならない程でした。今はどうなっているんだろう…
6枚目の下部説明写真です

オールドデリーにはイスラム教や、シーク教、そしてヒンドゥ教の寺院が立ち並んでいます。こちらはイスラム教のモスク、ジャマーマスジッド。
7枚目の下部説明写真です

こちらはシーク教の寺院です。
8枚目の下部説明写真です

■インドの香油の作られ方
香油はペルシャの医師イブン・シーナが最初に蒸留して作成したと言われています。

現代では化学的方法で香油を作成することもできますが、やはり、古来から伝わってきた方法で蒸留される香油が最高品質であることに疑いはありません。

香油はウィスキーと同じ様に、熟成されるとより深い香りになります。熟成期間はものによって異なりますが、1年から10年ほど。だから、香油屋さんの瓶が埃っぽかったり、くすんでいたりしても全く問題はないのですね。

Gulab Singhでは、いまだに伝統的な手法で香油の製造を行っています。香油製造に使われる花はインドの各地域から集められます。デリー近郊で手に入る花もありますが、フランジパニの様にオリッサ州でないと手に入らない花もあります。

花の蒸留は開花期にのみ行われます。花の香りが一番強い夜明けに新鮮な花を摘み取って使用します。


花びらだけが集められます。


花びらは人間の手で一枚一枚、丁寧に取り外されて集められます。


蒸留用の龜の中に集めた花びらを入れ


水を加えます。


粘土と布で蓋をしても水蒸気が漏れないようにします。


蓋を閉じて…


大きな蒸留装置の出来上がり。


容器に蓋をして、底から加熱します。


蒸気は凝縮管を通過し、水に沈められた別の容器に集められます。


このようにして得られた精油は、白檀オイルと混ぜられて熟成されます。熟成期間は、1年から10年くらいです。

この様にして得られた香油はそのまま使うこともできますが、他の芳香族化合物(化学香料)とブレンドすることもあります。もちろん化学香料をブレンドしない自然のものが一番ですが、お値段も高いのです。

香油を作るのに使われる花は、薔薇、ジャスミン、チャンパ、モルサリ、ハーシンガー、チューベローズなど。使用される木材や樹皮には、サンダル、シナモン、沈香があります。その他にも、根生姜や、植物性ムスク、パチョリ、アンバー、スパイス、ハーブなどでオイルが作られます。

■香油の瓶詰め
香油が熟成され、適切にブレンドされたら、瓶詰めして製品になります。瓶詰め用の瓶は、以前はチェコスロバキアやベルギーなどから輸入していましたが、現在はインド国内のフィロザバードで製造されています。

ボトルに入った超高級品の香油です。10グラムで2万ルピー(3万円)と書かれていますね。


注射器で吸って、瓶に移し替えます。


一個一個、丁寧に移し替えます。


ラベルを張って


箱に入れて出来上がり!


参考文献:D'source - Attars Perfumes of Old Delhi by Sakshi Gambhir IDC, IIT Bombay



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