Meenaxi:tale of 3 cities

どこまでが現実で、どこまでが小説かわからない
意外とありがちな設定なんですが
これをインドを舞台にし、インドの美女を使うと
とてつもない魅力が発揮され
ものすごい良作になったように思います

まずタップーが素敵ですし、男優さんも素敵
色気むんむんではないけれど
タップーならではの、優しくも無邪気で、神秘的な様子は
見ていてとても心地よいものでした

神秘的を狙うと、違う女優さんが抜擢されたかもしれませんが
そうしなかった所が好感もてます
嫌みがないんです
わざとらしさもないんです
彼女を選んで、正解だったと
すごく痛感します

そして、この映画を買った事も
正解だったと思っています＾＾

映像がとても美しく、素晴らしいです。そしてタッブーの美しさが映画により一層魅力を加えています。
３つの都市に舞台を変えて進んでいく素敵なストーリーで、ラストではどこまで現実でどこからが小説の世界だったのか、それともすべてまぼろしだったのか分からなくなるミステリアスな終わり方ですが、それがなんともいえない余韻となりこの映画を完璧なものにしていると思います。

詩的なストーリーに加えミュージカルシーンの素晴らしさもあり、まるで夢の中のようなこの映画を何度も見返してしまっています。
こういう映画もあるとはインド映画の世界は本当に深いですね。