1曲目のビスマヤと、2曲めプーラは曲がつながっていて、実質1曲構成となっています。
70年代プログレマニアにとっては、聞き慣れた曲の長さであり、妙に馴染むのがうれしい。
ビスマヤの前半は、ひたすら乾いたリズム隊と、ミニマムなメロディが展開されています。
後半は、虫の声で始まり、少し湿度のあるリズムと、夜の雰囲気で、幻想に誘われます。
古代バビロニアの都市アダブ、現在のビスマヤの風景を前半で描き、
後半で紀元前4500年へタイムスリップし、繁栄した時代のおぼろげな記憶を描いているようです。
ライナーノーツ上の2曲目、プーラでは、リズムが力強く波打ち、ELPのキースエマーソンばりの
キーボードが連打されてゆきます。古代へのあこがれを激しく表現しているかのようです。
と、聞いた感想を述べましたが、ミニマムな曲構成がアシュラテンプルのマニュエルゴッチング
のようでもあり、元ゴングメンバーのスティーブヒレッジのようでもある。
しかしやはり、Makyoは、Makyoなのであり、独自の音楽です。
安易に情緒に走らず、あくまでも冷徹にドライな音を奏でていて、そんなところが心地よさや、
飽きないといった感じを抱かせるのではないでしょうか。





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