ボンベイスカーフ

日本ではコンピュータ制御による自動織機が普及していますが、インドではまだまだ人が経験で織り目を作っていく、半自動タイプの織り機が主流です。このスカーフは、その半自動タイプの織り機で作られる代表的な柄の一枚です

”絣織り”とも呼ばれる横糸で模様を作る織り方は、職人が一本一本の糸の位置をきちんと準備してから織り始めるので、とても手間のかかる作業。でも、インドの人たちは自分がそれを使う時の事を思い、綺麗な布になるように丁寧に糸をセットしていきます。その光景を見たことがありますが、何千本もの色を間違わずにセットする…それだけでも気の遠くなる作業です。

そうして出来上がったこの布。大きさは180cmX26cmと首に巻いたり、腰に巻いたりするのにとても良い大きさ。フリンジも付いているので、ほつれる心配もなく安心です。

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