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ワヤン・クリ(Wayang Kulit)で人形師ダランのパフォーマンスに合わせた伴奏を行うことで知られるGenderの独奏(Tunggal)です。独奏と言っても2台(演者2名)で1セットですが、他の楽器は入っていません。「Background」との題の通りで、ダランの語りや箱を叩く音などは無く、Genderのみの演奏ですし、どの曲も似た様な感じですので、全体を通してあまり変化が無い感じではありますが、Genderの優しい音が好きな方向きであろうと思います。「Winangun(地名)の祭壇(Sanggar)」という副題がついていますので宗教曲の様です。リズム楽器が入っていない「独奏」だからでしょうが、寺院のGong Gedeとは違って、Wayangに近い雰囲気だと思います(言うまでも無くWayangも宗教儀式ですが)。数時間に及ぶWayangの伴奏を二人でこなすのは大変な事で、GenderはGamelan楽器の中でも演奏に高い技巧レベルが必要とされているそうです。欧米の文化が入って来て出て来たGong Kebyarは複雑で高速の奏法を目指す傾向があるようですが、このCDの独奏は青銅楽器本来の響きを聞かせてくれる一枚だと思います。なお、本CDの発行年は記載されていませんが、録音は良好です。






















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