Dil Se…

すばらしい映画だと思います。ボリウッドで優れている点は切ない情熱的な恋を描きつつ、それだけに終わらず社会的な問題を描き出していくところだと思います。この映画もそれにもれず、切ない恋と同時並行でインドの分離独立後いまだ残る社会問題を描き出そうとしています。
また、最近のボリウッド（2010年現在）ではヒンディーまたはウルドゥーが早すぎて聞き取れないことはままあることですが、この映画ではそんなことはなく、聞き取りやすい、また理解しやすい台詞が多く、言語学習にもお勧めだと思います。

　日本でもヒットした映画「ボンベイ」を観て以来の大好きなマニーシャー・コイララが主演する「Dil Se…」。圧巻は走る列車上での踊り！インド映画好きにはたまらない作品でした。ストーリーの結末は衝撃的で悲しいですが、観る者にタイトルの訳「心から…」を伝えて余りある作品です。こんなＤＶＤが日本にいながら手にはいるのもティラキタさんのおかげです。「心から」感謝しています。今後ともインドの楽しみを届けていただけること、期待しています。

実に良い映画でした。
結末に納得いかないというかたが多いように思われましたが、
それは、失礼ながら、生きることに苦悩したことのないかたの御意見のように思われます。
恋に一途なシャー・ルクの態度も救いで、
またヒロインに関しては、彼女個人の立場から、テロとの関係が繊細に描かれていたと思います。
現象に対する誠実さを感じました。またそこに深くに踏みこむことのできたよい映画だと思いました。

♪チャイヤーチャイヤァ〜♪のサウンドも軽快に、走る列車のうえで踊るシャールク…は非常に有名ですが、なによりラダック地方の美しさは必見。興味深いです。また、捨て身のシャールクもナイスですが、やはり瞳ですべてを語るマニーシャーが切なく美しい。
１０年ひと昔の作品となりましたが、心に投じられた一石がいまだに広がり続けている良い意味で重い映画です。

新緑の山の中を列車の上で踊るシーンが音楽と重なって
臨場感たっぷりで大好きです。撮影時に3人くらいは転げ落ちているのでは？！と勝手に思い込んでいました。
最後のシーンは本当にびっくりで最初に見てから
もう何年もたっていますがこのラスト以上の
衝撃に遭遇したことがないです。　

友達に借りたけど最後の終わり方とか切ないのがすごいよかった。日本語でないからよくわからんかったけど、それでも最後に涙が出た。。シャールクカーンかっこぃぃです