商品番号:MCD-CLSC-1518
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Sympathy - Swarmandal and Tanpura
価格:¥2500-(税込)
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この録音で使った弦楽器は、本来どちらも「伴奏専用」として、インドの古典音楽に用いられる伝統楽器です。タンプーラは、古典声楽や器楽の背景となるドローン(通奏音)、倍音を含んだ持続音を提供し、ラーガと呼ばれるインドの伝統的な旋律の基本となる音(スワル)を導くのがその役割です。また、スワルマンダール(インドのオートハープ)とは、古典声楽や器楽のメロディーの合間などに、その ラーガの 音階を提示し、装飾的にドレスアップするとともに、歌い手のムードや、インスピレーションをたかめるのがその役割です。
そして、これら伴奏楽器のみによる独奏というのは、インド古典音楽の世界にはありません。
この録音では、自分なりの奏で方で、倍音(オーバートーン)の「漂い」を感じつつ、描いたものとなっています。
倍音(オーバートーン)は、一つの基本の音に相対して、2倍以上の整倍数として現れ、人間の可聴範囲を越えた帯域にも及びますが、それぞれの楽器のもつ特性から、倍音を含んだ音色は異なります。琵琶や三味線の「サワリ」と呼ばれる効果は、弦の振動がネックやフレットと干渉することにより、倍音を多く含んだ独特の音色をだします。
インドの弦楽器シタールやビーナ、タンプーラも同じ原理で、土台(ブリッジ)と干渉する効果は「ジャワリ」と呼ばれています。世界 中に分布する「口琴」(アイヌのムックリ、インドのムルシンなど)、またモンゴルのホーミー、トゥバのフーメイなどは、倍音が強調された音楽ですが、口の形、舌 の運動、喉の力、息遣いなどを変化させる事によって様々な音を出す事ができます。
また、口の内で「共鳴」させる音をコントロールすることによって、メロディーをかもし出したりします。しっかりとした美しい倍音発声は、非常に高度ですが、自然界の虫達(鈴虫、ひぐらしなど)、動物達の鳴き声の中には、天性 として備わっています。
さらには、倍音に焦点を合わせていろんな音に耳をかたむけると、風にゆらぐ木々のざわめき、川のせせらぎの中などにも聴くことができるでしょう。つまりこの地球上は倍音であふれているのです。そしてきっと誰もが、美しい大自然の中に身を置くと、そのすばらしい倍音につつまれ、とても癒されるのではないでしょうか。

【商品詳細】
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