
中高生の頃習ったインドの歴史―ヴェーダから派生していくカースト制などの文化。実はこれって、北インドに移動してきたアーリヤ人たちが築きあげたなのですね。それではアーリヤ人が移動してくるまでインドにいた先住民族(ドラヴィダ人)たちは、どこへ行ったのでしょう?答えは、南インドです。南インドには現在も、北インドとは異なる独自の文化が存在します。たとえばアーユルヴェーダが代表例でしょう。
本書で紹介されている「シッダ医学」および「シッダ文化」も、南インドで発生した独特の文化です。日本では聞き慣れない言葉ですね。錬金術や密教と密接な関係があったりといささか怪しげではありますが、非常に高度に発達した理論を持っていることは確かです。西洋医学が行き詰まりをみせる現代、あらためて東洋の医学に目を向けてみてはいかがでしょう?

【ページ数】 200ページ
【サイズ】 B6
